おはこんばんにちは、かずパパです。
今回は、子どもの理科教育の重要性についてお話していこうかと思います。
そこで、まずは私の自己紹介からしたいと思います。
①理科教育で得られるメリット・重要性
②理科教育を始める時期
③今からできる理科教育
かずパパの自己紹介
私の現在の年齢は26歳、社会人経験も5年目を迎えました。
職業は、何百人という子どもを相手に理科の楽しさや難しさを伝える中学校教師をしています。
「理科」という分野は、多くの人から敬遠されがちで、「好きじゃない」と言われることが多い教科です。
しかし、そんな中で1年で200人の平均偏差値を48→55へとアップさせたという実績があります。
また、父親、弟、従妹、叔父が理科教師であり、常日頃から「理科教育」の大切さを肌で感じた私から、今回は「理科教育」の重要性についてお話ししたいと思います。
理科教育で得られるメリット
理科教育で得られるメリットは主に4つあります。
①予想+PDCAサイクルを無意識にできるようになる。
②考える力が身につく。
③失敗を次につなげる力が身につく。
④将来的に、平均給与の高い職業に就くことができる。

以上の4つのメリットが最低でも得られるのが理科教育です。
もちろん、細かく話せばもっと学べることはありますが、今回はこの4つに絞って解説していきます。
予想+PDCAサイクルを無意識にできるようになる。
「理科」と言われて、思いつくものに「実験」があります。
実は、この実験を正しい手順で取り組むことが、生きる力に繋がります。
理科で行う実験は、以下の手順で行います。
①【予想】知識をもとにどのように実験を行うか予想する
②【準備】予想を試すのに必要な道具を考え準備する
③【実験】実際に試す
④【考察】実験結果からわかることを考える
⑤【改善】どんな工夫をすることで成功につながるかを考える
この過程を何回も繰り返し行うことで、物事・事象と向き合うときに、自然と予想から始まりPDCAサイクルを実践できるようになります。
実は、理科を学ぶ中で最も大切な過程であるこの考え方を、実践していない教師も数多く存在します。
また、2020/07/23現在で言えば、コロナの影響で授業数も大幅に削減され、現実的に実践することができないという教師もいます。
ですが、社会で生きる力を義務教育で身に着けるためには、理科のこの考え方が必須です。
私は、どんな状況でも必ずこの過程を飛ばすことなく授業を行うことで、理科偏差値を数百人同時に7あげることに成功しました。
考える力が身につく

実験の過程で得られる力でもあるので、先ほど話した内容とも重複しますが、さらに深堀してお話ししましょう。
理科では、今まで見たことも聞いたこともない事象と対面します。
子どもたちは、その時に考えるのです「なんで?」と。
そして、自分の中で結論付けるために、今までの知識、引き出しをフル活用してさらに考えます。
すると、多くの子が結論にたどり着くのです「こういうことかな?」と。
実は、たどり着いた結論があっているか間違っているかはそこまで重要ではありません。もちろん、あっているに越したことはありませんが、なによりも「考えて導き出した」という過程が大事なのです。
今、記事を読んでいるあなたも、壁にぶち当たった時に、今までの知識から解決策を導き出し、導き出した答えで壁を乗り越えてきたはずです。
しかし、この力は、スポーツの技術と同じように、何度も繰り返し行うことで、その練度も大きく変わってきます。
社会で生き抜くための考える力を、幼少期から身につけることで、どんな壁も乗り越えることができるようになるのです。
失敗を次につなげる力が身につく

この力も実験に取り組む中で身に着けることができます。
実験には失敗はつきものです。
だからこそ、次はどうしたらいいかを考えます。
すると、何度も繰り返し挑戦する中で一つの考え方が身につくのです。
それは、「失敗は成功するための経験値」ということです。
人間は、ポケモンのように勝つことでしか経験値を得られないわけではありません。成功はもちろん、失敗からも次につながる経験値として吸収することができるのです。
将来的に、給与の高い仕事に就くことができる
これは現実的な話になってしまいますが、理系出身者と文系出身者では社会に出たときの平均給与が大きく差が出ます。
理系出身者の平均給与 → 約700万
文系出身者の平均給与 → 約580万
少し前の調査結果ですが、2008年には120万ほども平均給与に差があります。
また、理系出身者は比較的平均に近い給与をすべての人が得られるのに対し、文系出身者は、平均より極端に高い人や極端に低い人もいるそうです。
子どもの将来は、親が決めるものではありませんが、できるだけ金銭的にも余裕を持った生活をさせてあげたいという思いはぬぐえませんよね。
以上のように、理科教育には将来を豊かにすることができる力があることはわかっていただけたでしょうか。

次は、いつごろから理科教育を始めればいいかお話していきます♪
理科教育を始める時期
結論から伝えると、「早い時期から始めたほうが良い」です。
しかし、幼少期の子どもが実験に挑戦するのは、危険も伴いますし、心配ですよね。
極論、実験でなくてもいいです。
理科教育につながる予想+PDCAサイクルを実践することができる遊びを考案してあげましょう。
私が個人的におすすめしているのは、「レゴブロック」です。
こんなやつ ↓↓↓

理由は、ブロックを積み重ねて作る完成図をイメージしながら、予想し、準備し、実践し、失敗をもとに考えなおした結果、イメージを実現させたことの達成感を味わうことができるからです。
もし興味があれば買ってみてあげてください ↓↓↓
|
私も幼少期、親にレゴブロックを渡されて、あれつくってみな、これつくってみな、と課題を与えられてせっせと作っていた記憶があります。
ただ、レゴをよだれででろでろにしていた記憶もすこしあったりなかったり、、、
子どもに渡すときの注意点ですね(笑)
最後に
理科教育離れは年々増えています。
理由は簡単で、理科に苦手意識を持った大人が多いからです。
しかし、理科教育には、社会にでて活用することができる力を学ぶチャンスが詰まっているのも事実です。
まだいいや、うちはいいや、そのうちできるように、ではなく、「今」始めましょう!
子どもの将来を広げるのは親の仕事です。その反対に、子どもの将来を狭めるのも実は私たち大人です。
そうならない一歩を、この記事を見て学び、実践していただけたらと思います。
この記事がためになった方は下のボタンをぽちっとお願いします♪
コメント
[…] […]
[…] […]